第二章はじまりました

Life in Fukushima. このタイトルでブログを書き始めてから1年が経った。早いもんだ。

12111956_10207775313770028_7109728344491508631_n (1)福島県に住み始めてからは2年9か月になるが、最初の1年9か月はいわば「お試し移住」期間で、東京にも「帰る家」があった。思うところあってそこを引き払い、荷物をぜんぶ福島に持ってきたのが1年前。その半年後にはマンションも買ってしまった。

買ったというと、「じゃあ福島に永住するんですね」みたいに言われるのだが、私の場合、家を買う=永住するという感覚はまったくない。家とて基本的には他の資産と同じ、事情が変われば貸したり売ったりすればいいものと考えている。しかし、それでもこんなタイトルのブログを書いているということは、福島の生活が気に入ってしばらく住もうと思っているからには違いない。

気に入っている理由はもちろん、山や温泉が近いとか野菜が新鮮で安いとか、まあ定番である。が、それに加えて、原発事故被災という特殊な事情があるこの場所では、わりとわかりやすい形で多少は人の役に立つ仕事がさせてもらえる、という実感があるからだと思う。

この29か月支援してきた自治体での任期が、先月終了した。今月からもパートタイムでお手伝いは続けることになったが、空いた時間で活動範囲をもう少し広げられそうだ。

いま復興・地方創生界隈では、若者をターゲットにソーシャルベンチャー、ローカルベンチャー、なりわいづくり等々、いわゆる脱サラ(古いか)を促すキーワードが渦巻いている。しかし、私のように50の声を聞いてから地方移住を考える場合、20代のような勢いだけで実現するのは厳しい。イナカに雇用がないなら自分で生業を作ればいいのだ!と言われても、世の中そういう才覚と度胸のある人ばかりではなかろう。

実際、もし私に十分な才覚と度胸があったなら、任期終了というこのタイミングで「起業」という選択肢もあるのだろうが、あいにくそういう星の下には生まれなかったのだから仕方ない。当面はパートタイムとフリーランスで、そういう星の下に生まれてがんばっている人々のお手伝いを続けようと思う(もっともフリーだって「事業主」ではあるのだが)それだって大企業のコマとして働いているより、直接的に人の役に立ってる感はなんぼか大きいのだ。

…ということで今月から、半分サラリーマン・半分フリーランス・ちょびっと大家さん、のLife in Fukushima第二章が始まりました。もしかしてこんな話もだれかの参考になるかもしれない、という希望のもと、このブログも不定期更新を続けます。

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第二章はじまりました” への3件のフィードバック

  1. ちょびっと覗いたら、第2章が開始していた。おめでとう。知ってるはずなのに、2年9カ月にもなっているのかと、文字で見て改めて驚いた。魅力は食べ物や温泉(だけ)ではなくて、組織にはまらない自立なのね。人の役に立つって、意味のある人生だよね。仕事ってなに?と思っちゃうよ。

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  2. 役に立ってるかどうかは、ほんとは自分ではなく相手が判断することだけどね。でも、ありがとうって言われれば単純に人間はうれしいもんじゃないですか。人生、単純なほうがいいと思う(笑)

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