昭和生まれですがなにか? ふくしま昭和ノスタルジー

先日、「白色申告の方向け決算説明会」に出ようと、会場の福島市公会堂というところへ初めて赴いたのだが、到着したらなぜか入口のカギが全部しまっていた。裏口から入って事務所で聞いたら、なんと日にちを間違えていたことが判明。苦笑いしつつ、いい散歩になったと自分を慰め、せっかく来たのでブログネタを探す。

DSC_0731と、閉まった入口扉に、「震度6強以上の地震に対し倒壊・崩壊の危険性が高い」という耐震診断の結果の貼り紙がしてあった。

この公会堂、たしかに見るからに年季の入った建物である。ウィキによると開館は昭和34年だというから、私より年上ではないか。東日本大震災のとき福島市内の揺れは相対的に小さかったようだが、それでもこの60歳近い建物にダメージが全くなかったわけではあるまい。震度6強などめったに来ないとは思っても、こんな貼り紙を見たらできれば近寄りたくないと思ってしまうわね。

だからかどうか、公会堂の今月の催行イベント数は一桁しかない。しかもその半分は、私が日にちを間違えた「決算説明会」と、関係者だけしか入れないリハーサルである。観客席が埋まる日って年に何回あるんだろうか。施設維持費がどれだけかかっているのか知らないが、レンタル収益だけではとうてい賄えなさそうな気がする。ウェブサイトを見ると、来年1月から予定されていたトイレ改修工事も(なぜか)中止になったそうで。…なんだか気の毒になってきた。ハコモノの維持管理というのはとかく大変なものである。

公会堂に限らず、福島市内の大きな建物はたいてい古い。県庁の本庁舎なども恐ろしくアンティークである。東京都心は再開発と称してどんどん新しいビルが建ち、少し見ないとどこだかわからなくなってしまうくらいだが、福島駅周辺で今世紀に入ってから建てられたビルと言えば、西口のコラッセふくしまと数棟のマンションくらいではなかろうか。

DSC_0740

表玄関の東口を出て目の前には、地場のデパート「中合」と地場のホテル「辰巳屋」があって、いずれも昭和48年(1973年)の開業。つまりこの40年余、駅前の風景はほとんど変わっていないと思われる。

子供のころの私にとって、デパートと言えば地元・川崎駅前の「さいか屋」だったが、「中合」はそれを彷彿させる古き良き昭和のデパートの佇まいだ。といっても普段は用がないので、1年前に福島駅の反対側に引っ越してきてからまだ2回ほどしか覗いたことがない。でも今日は時間があったので、初めてエスカレータで最上階へ向かってみた。もしかして、昭和のなつかしい「お好み食堂」が残っているのでは?と思ったのだ。

が、さすがにその時代は過ぎていた。代わりに横文字の名前のレストランが入っていて、中もモダンな内装になっている。でも日本らしく、ちゃんとメニューサンプルが外のガラスケースに並んでいるので物色していると、あ、お子様ランチを発見!

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そのほかにもお子様向けメニューがけっこう充実している(ふむ、そんなにお子様が来るんだろうか…w)。大人向けのメニューも寿司あり定食あり、これ、つまり横文字になったお好み食堂だよね?よかった、なんだか昭和に出会えた気がした。(その理屈でいえばファミレスもお好み食堂の一種といえるが、デパートの上階というロケーションこそノスタルジーの源泉である。)

とメニューだけチェックして(お腹すいてなかったので、すいません)、またエスカレータで1階ずつ下る。師走の日曜の昼下がりにもかかわらず、どのフロアもかなりゆったりと買い物ができそうであった。高齢のお客さんが増えて外商のほうが活躍しているのかしら?(希望的観測)百貨店という業態自体が昭和なのかもしれないが、昭和生まれにとっては消えてほしくないものの一つではある。

だったら買い物しろよ、と自分に突っ込みをいれつつ、1Fのテナント喫茶店でフルーツパフェのみ頂いて今日のプチゼイタクは終了したのでありました。

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