花摘みの季節

先週から桃の摘花のアルバイトが始まった。今年の桜は去年より2週間早かったが、桃も同じくらい早いペースで咲いている。来週はサクランボの授粉だろう。

同じ農業でも米や野菜と違い、果樹は足元が泥だらけにはならないので長靴をはかなくてよい。基本的にはかがむ姿勢もなく、むしろ背伸びをしたり脚立にのる作業だから、比較的身体は楽だと思うのだが、それでも最初の2~3日は腰が痛くなって我ながら驚いた。大きな木だと1本の花を摘み終えるのに数時間かかるが、その間の脚立の乗り降りでバランスをとるのに、下腹部に力が入らない、すなわち骨盤底の筋肉が衰えているから腰に来るのだ。ヨガ風にいうとバンダが全く使えてない状態(笑)。身体というのは使わないとどんどん退化するのが恐ろしい。

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そのバイトから帰ってきて、昨日も今日もすぐお風呂に入った。昨日は冷たい雨で身体が冷えたから。そして今日は暑くて汗をかいたから。なんだって最高気温が10度以上違う。もともと福島は東京などと比べて昼夜の寒暖差が大きく、それで果物はきれいに色づいたり甘くなったりするんだそうだが、こう変化が激しいと人間がついていくのはなかなか大変である。

たまに図書館で、東洋経済とかダイヤモンドとかのいわゆるビジネス誌をざっとまとめ読みするのだが、そういう本に出てくる経済専門家の人たちは、少子高齢化が進む日本経済の今後の鍵を握るのはイノベーションだという。イノベーション=テクノロジーというわけではないが、やはりAIとかロボットを含めた技術革新に期待する部分は大きいと思われる。先日読んだ号でも、物流や小売、医療や介護などの現場で進む自動化・省力化の例が紹介されていた。

そこで、どうしても思ってしまう。桃の花の向きを見て、枝の太さや枝の込み具合を見て、その枝にいくつの花を残すかを決め、花芽の脇から出ている葉を傷つけないようにして花を摘んでいく。この作業を、AI搭載の摘花ロボットが学習して完璧にこなせる日がくるのだろうか……

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